立花理佐が大腸がんにり患したことを告白した。
実母が大腸がんで他界しているにも関わらず、学べなかったという。
切除範囲から見て、それなりに進行していたのだと思う。
切除した部位が部位だけにホルモンバランスが崩れたのだろう。かなり不安定になったことがうかがえる。
だいぶ前に書いたが、大腸がんは大変進行が遅く、3年あるいは5年という説もあるが、そのくらいの間隔で内視鏡検査をすれば、初期状態で見つけられる。
初期であれば、かなり良い成績なのだから、ワタクシからすると、検査を受けない意味が分からない。死にたいのか?としか思えない。
完治が期待しやすいがんにも関わらず、女性のがんで死因ナンバーワンなのだ。
ちなみに男性では肺がんが断トツの首位で、大腸は2位なのだが肺の半分くらいだ。
ハズイということで女性の検査率が低いことが如実に表れている。
死にたいのか?死にたくないなら、内視鏡検査を受けなさいって。5年に1回でもいいよ。
(また、かみさんに吹き込まねばと思った。確か受けていない)
それに対して、例えば卵巣がんの過半数を占める漿液性腺がんなどは、毎年検査していても、進行した状態で見つかってしまうことがあるほど進行が速い。
そんなん、どうしたらええの?と思うが、まったくヒントがないこともない。
漿液性腺がん患者の一定数は、遺伝的にがんになりやすいことが分かっている。
近親に、その遺伝子に特徴的ながんになっている人がいる場合は要注意なのだ。
ハリウッド女優でも予防的に乳房を切除した人がいるが、この話だ。
乳がんのうち、悪性度の高いトリプルネガティブなタイプとか、前立腺がんのうちアクティブなものとか、男性の乳がんとか。すい臓がんにもなりやすい。
近親にそういう人がいる場合は、検査の期間を短くするしかない。死ぬよりはましだ。
このタイプ全般的な特徴が治りにくい、再発しやすいということなので、とにかく1日でも早く見つけることしかない。
ちなみに遺伝子の検査で分かる。ただ、何でもない人が受けるルートが分かっていない。
以前は慶応大学病院で受け付けていたのを見たのだが、少し前に見たときにはやっていないような感じだった。
仮にやっていても、どこもかなりの高額だ。
胃がんはほぼほぼピロリ菌が原因なので、ピロリ菌の有無を確認すればいい。バリウムなんて精度が低いし、うんこが固まってでなくなるし、何もいいことはない。胃カメラを飲む方がはるかにいい。
胃カメラのいいところは、食道も見てもらえることだ。
ワタクシのような酒飲みが注意すべきがんは肝臓だと思われがちだが、肝臓がんになるほどの酒量は依存症レベルだ。(アルコール耐性による。弱い人は少量でも危ない)
むしろ注意すべきなのは食道がん。
特に度数の高い酒を好む人はヤバイ。
食道がんは完治しにくいがんの一つで、ワタクシはこれだけはびびっている。
(でも酒はやめられない。。。)