前回の健康のお話は、眠かったんだと思う。最後、尻切れトンボで終わってた。
軽くおさらいすると、
・ワタクシ、元々お腹が弱く、緊張したり、トイレに行きにくい状況になるとかえってお腹が痛くなる。
・便も緩く、回数も多い。
・だんだんそれが悪化していて、ある日、江田証先生の著書に出会い、ワタクシはSIBOだったんだ!とレッテルを貼られてほっとした。
・しかし、FODMAP食を制限しても、それほど改善せず。
・まぁ下痢するくらいだからいいかぁ、と開き直る。
・話は変わって、5年前から白血球が減り始める。
・最近は特に好中球が基準値の2/3を下回る。
・その最重要容疑者がビタミンB12。
・SIBOになると、ビタミンB12不足に陥ることがあると知る。
あまり軽くないが、こんな経緯だ。
まさか下痢と好中球減少が密接に絡んでいるとは。人体は複雑やね。
それで、先週、消化器の専門医を訪ねた。
院長がコラムでSIBOに触れていたのと、隣駅だったというのが決め手だ。
で、まずは大腸に器質的異常がないかを確認するため、内視鏡検査を受けることになった。
ちょうど前回の検査から2年半経っているので、ちょうどいいと思う。
(大腸がんの早期発見のためには最低でも5年間隔、できれば3年間隔で内視鏡検査を受けるべき。逆に毎年受ける必要はない。成長の遅いがんだからだ)
ちょっと不安なのは、乳酸菌注入療法もセットでオススメされたこと。
SIBOは悪玉・善玉関係なく小腸で細菌が繁殖しすぎることなので、そこに乳酸菌を注入とかありえない。
しかも腸内フローラって大腸の話をしているのに、乳酸菌を注入はおかしいのではと思う。大腸にいる善玉菌はほぼほぼビフィズス菌だ。乳酸菌ではない。
こんな感じで、基本的には専門医に任せるものの、一抹の不安がある。
SIBO自体が新しい概念なので、よく知らない医師も多い。
SIBO治療を謳っているクリニックの一定割合は消化器と関係ない科目だったりする。
こういうところには怪しいクリニックもかなり含まれるので、用心されたい。
で、自分で何とかすることも視野に調べ始めた。
ワタクシの場合、大腸内視鏡検査前の下剤服用による腸内洗浄により、症状が改善した。
何年かぶりに形のしっかりした便に遭遇した。
小腸の最近もろとも強制排泄されたからだと思う。
しかし1週間持たずに元に戻っている。
これはいろいろ考えられるが、一番疑っているのは回盲弁の不具合!
回盲弁とは、小腸と大腸を区切っている弁で、便が通過する際は開き、すぐに閉じるイメージ。
これが緩み、大腸の圧倒的な数の細菌が、本来あまり細菌がいない小腸に流れ込む。
ワタクシはコレを疑っている。