まぁ買うんだけど、投資を抑えるか、いつもどおり行っちゃうかという話。
ワタクシの座右の銘の一つに「時の間にも、男時・女時とてあるべし」というものがある。
世阿弥が著書「風姿花伝」に記したもので、時運に逆らわず、来るときに備えよというもの。
要するに、不調の時に投資しても散財するだけなので、好調期に備えて投資を控えるべきということ。
いちおう実践はしているが、そうは言ってもコレは!という時がある。
それが男時の到来と思いきや、だいたい勘違いではあるのだが、バクチ家ではなく予想家である以上、予想に自信があるときは買うべきというのも正論。
とか何とか言い訳して結局は買うんですよ。この人は。
まずはプリンシパルステークス。
少頭数で買いにくいレースに見える。
でも狙いたい馬がいる。
ランプシー。
昇級戦の前走で1勝クラス6着に終わった馬。
ただそのレースが濃い。
出遅れ気味で行き脚もつかず、馬群から離れたところを追走。
4コーナーでも馬群から離れたところにいて、そこから大外を回す。
普通ならこの時点で終戦だ。
だがランプシーはそこから勝ち馬に次ぐ末脚を繰り出して2着から0.3まで詰め寄る。
もっとスンナリ流れに乗っていれば2着は確実だった。
東京なら恐らく33秒台の末脚を繰り出せる。
7頭立ての10ハロンならあそこまで置かれることもない。
ド迫力の末脚で連対を果たすと見る。
相手はアヴニールドプリエでいいだろう。馬連1点。
もう1レースは越後ステークス。
新潟ダート6ハロンといえば、日本でも有数の先行有利な馬場。
にも拘らず、逃げ馬不在、先行馬も少数という先行馬断然有利の状況。
そんな中、人気を分け合うのが先行馬サイクロトロンと、差し馬クロジシジョー。
この2頭の決着は火を見るより明らか。
相手も先行力だけに注目してヴァガボンド、ジャスパーゴールド。
京都新聞杯はあまり自信がない。
雨が降らなそうなので、マイネルラウレアの若駒ステークスのでゴール前の脚が凄すぎて、再度期待するしかないだろうと。
あとはダノントルネードを買っておけば間違いない。
穴は、ドットクルー。
高速馬場でどうかは不明も、前走は重賞で強い内容。