主役不在やね。
まぁナムラクレアが軸だろうが、勝ったのが重馬場だったこと、
ステップレースを人気薄の逃げ馬が勝ったことも混戦に拍車をかけている。
馬場は、ややイン有利な感じはあるが、イーブンと見ていいのでは。
まず注目すべきは逃げて重賞2連勝のジャスパークローネ。
恐らく今回も2連勝にはそぐわない人気になるだろうが、あまり軽視すべきではない。
テイエムスパーダは先行断然有利のレースで思い切って行ったのが奏功したが、前述のとおり、先行有利とも言い切れない馬場で、力勝負になりそう。
その番手からほぼ逃げているのと同じように進めるジャスパークローネはここ2戦のパフォーマンスを出せる状況にある。
あとは、後続馬がジャスパークローネを捕まえられるかどうか。
ナムラクレア、ナランフレグあたりは、ペースとジャスパークローネの粘り次第だが、イーブンな馬場を考えると、捕まえる気がするものの、常に人気を背負わないのは逃げ馬には行幸。
逃げ2頭とナムラクレアを除くと、一進一退のドングリの背比べ状態。
その中でワタクシが注目しているのはゾンニッヒ。
青函ステークスは相手が弱かったのは否めないが、初の6ハロンを持ったままで勝ったあたり、スプリント能力は高い。
キーンランドカップは馬場が悪くてまったくちからを出し切っていない。
逃げ馬が注目されて、前がかりの展開になるのは好都合。恐らく時計は速ければ速いほどあう。
ゾンニッヒ=ナムラクレアが本線。