へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

NHKマイルCその1

朝日杯フューチュリティSは2着ステラベローチェ皐月賞3着、4着バスラットレオンがニュージーランドトロフィー圧勝とレベルが高かった。

同じくシンザン記念も2着ルークズネストが前述朝日杯覇者グレナディアガーズを抑えてファルコンS勝ち、3着はバスラットレオン、4着は桜花賞6着など重賞上位常連のククナとレベルが高い。

両レースの連対馬がワンツーしたファルコンSも3着がちぎれており、レベルが高い。

 

このあたりの分析が馬券につながると思う。

 

まずはシンザン記念。完勝したのはピクシーナイト。デビュー2戦はスタートが良くなかったが、その後2戦はむしろ上手くなっている。スタートは問題ないだろう。

にも拘わらずアーリントンCで4着に負けたのは何故か。

VTRを見ると、上位馬の後肢の蹴りとピクシーナイトの後肢の蹴りに違いがあることに気付く。蹴った後に水か芝か分からないが、ピクシーナイトの蹴りには何かが飛んでいる。上位3頭は飛んでいない。

これは道悪適性を端的に表している。要するに滑るほど力んでいると滑る。軽く高速回転させるのが道悪をこなすコツ。

つまり、上位3頭は道悪適性が高いということ。逆にピクシーナイトは良馬場なら見直せる。ただし、パワー型で時計勝負がどうか。

 

完敗組2頭はシンザン記念より軽い馬場ならもっときわどかったと思えるクチ。実際、2着ルークズネストはグレナディアガーズを下したし、バスラットレオンも重賞を圧勝している。

ただ、朝日杯とシンザン記念を見る限り、バスラットレオンはやや決め手不足と思える。先行馬が多いだけに、展開面の恩恵もなさそうで、ちょっと買いにくい一頭。

 

ということで、ファルコンSで叩き合った2頭が高速馬場の恩恵を受けて上位に来そうだ。断トツのレースレコードだっただけはある。

グレナディアガーズは休み明けの分、ラスト1ハロンが伸びきれなかったが、本番では巻き返す可能性が高い。ただし、オッズを考慮すると、ルークズネストに妙味があるか。