へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【競馬のお話】札幌記念はそろそろGⅠにしてもいいんじゃない?

かつて、毎日王冠サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダーが顔をそろえたことがあった。

その後もスーパーGⅡの名に恥じないメンバーを集めてきたが、近年は札幌記念が激アツだ。

 

昨年は、1着ジャックドールが大阪杯。2着パンサラッサが天皇賞2着、サウジカップ1着。3着ウインマリリンが香港ヴァーズ1着と活躍。

一昨年はソダシ、ラヴズオンリーユーだから激アツでしょう。

 

で、今年。

ジャックドールの連覇が断然の支持を集めている。

 

昨年はパンサラッサの速い流れを4番手で進めてゴール寸前に捉えた。

今年は外にアフリカンゴールド、さらに外に逃げるのが確実のユニコーンライオンという位置取り。

外から先行するのは脚を使うので、大外ユニコーンライオンがハナに立つために結構なペースで入っていくことになる。

 

ジャックドールは前半はあまり速くなく、後半に長く脚を使う。

大阪杯の800mから1,800mの5ハロンが57.4。

これで他馬のスタミナを奪って、ラストの瞬発力を押さえるスタイル。

 

いったんはユニコーンライオン=アフリカンゴールド=ジャックドールの隊列だが、しょっぱなに脚を使ったユニコーンライオンは早々に離脱。アフリカンゴールドも直線まで持つかどうか。

 

こうなると実力馬同士の決着になるのだが、こういうスタミナ勝負があわないのがシャフリヤール。溜めに溜めて、キレッキレの脚を使うのがベスト。

プログノーシスもスタミナよりキレで勝負するクチ。あわないと思う。

 

この流れにベストマッチなのはソーヴァリアント。ただ、ここ2走が大凡走だけに、内面がどうなのか。

 

ダノンベルーガが軸にふさわしい。

必ず脚を使ってくれるし、イクイノックス、ドウデュースとわたりあってきたトップクラスの能力。展開さえ向けば必ず上位に食い込んでくれる。

右回りうんぬん言われているが、皐月賞でも伸びない内をついて4着に食い込んでいる。

 

あとはヒシイグアス。底力だけならジャックドールより上。前走が期待外れだっただけに半信半疑で本命にしなかったが、中山記念を見る限り、香港カップや宝塚で2着した実力は衰えていない。