へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【お酒のお話】うまい日本酒がコンビニで買える時代

一昨日の夜から今朝まで、築地に2泊した。

一大イベントを迎え、電車が止まって出社できないと困るという理由だ。

 

そうなったら車で行くよ。

 

とは言ってみたものの、宿泊前提でどんどん調整が進んでいくので、やむなくホテル確保。

 

ホテルの評価は別途するとして、近所のコンビニが生酒が充実していて驚いた。

購入したのは金婚 純米無濾過生原酒。

金婚というのは、豊島屋酒造という東村山にある酒蔵の主要銘柄だ。

明治天皇の銀婚式を祝って作られ、明治神宮神田明神に御神酒として納められている。

ただ、いま豊島屋酒造というと、屋守(おくのかみ)という銘柄が全国区だ。

日本酒好きなら名前は知っているだろう。

 

その金婚の、しかも無濾過生がコンビニで売っていたのだ。

しかもその隣には澤乃井の生酒も!

 

なんで昨日気付かなかったんだろう。

さすがに一晩で600mlはちょっと多い。翌日も仕事なのだ。

 

もっとも、昨日は東京駅で醸したどぶろくを買っていたので、どっちみち買えるのは1本。

澤乃井は8月のお楽しみに。

 

東京駅で醸したどぶろくは東京駅のグランスタにある「はせがわ酒店」で作っている。

写真を撮るのを忘れてしまったが、洗練されたどぶろく

どぶろくというと、甘さの周りにちょっと癖のある風味がまとわりついているものが多いが、これはさらっとした甘さがあり、とても飲みやすい。

 

・・・

だいぶ遠回りしたが、金婚の純米無濾過生原酒。

普通に旨い。

 

フツーとか書いたが、獺祭とかと同レベル。キノエネには少々劣るがかなりのレベルにある。

いまは味のしっかりした生酒が多く出回っていて、獺祭の衝撃がもはやフツーになっているのだ。

 

そしてそれがコンビニでも買える時代になった。

いい時代やね~。

 

ちなみに、そのコンビニは、セブンイレブン築地日刊スポーツ本社店。

こんなフツーのコンビニが豊島屋の無濾過生原酒を扱うのだから、ほんといい時代だよ。