近10年で4勝、2着1回、3着6回。ただ延べ11頭中7頭は4番人気以内、残りの4頭中3頭がGⅠ馬、残り1頭もGⅠで連対歴があった。
エリザベス女王杯連対のジェラルディーナとライラックはチャンスがあるか。
ジェラルディーナの前走、大阪杯はこの馬には時計が速かった。いまの荒れた馬場の方があうので巻き返しは必至。ライラックは日経賞が物足りず、ちょっと苦しいか。
牡馬のエースはイクイノックス。
書くのが無駄なくらい強いので省略。
相手筆頭はジャスティンパレスか。
この馬の場合、タフな競馬になったときにどうかがまだ未知数。昨秋の菊花賞や有馬記念では、神戸新聞杯で見せた強さがどこかに行ってしまっていた。
ヴェラアズールは軽い馬場なら超GⅠ級だと思うが、有馬記念を見る限り、重い馬場ではちょっと苦しい。
ディープボンドは天皇賞で巻き返して見せたが、昨年を見る限り、宝塚は距離が足りなそうだ。
ということで、相手筆頭に抜擢するのはダノンザキッド。
阪神に限ると、
中山に限ると、
中山記念11着、中山記念7着、皐月賞15着、弥生賞3着、ホープフルS1着。
遠征がイマイチなのだろう。
距離に関しては、前走も最後までジャックドールを追い詰めていたので、1ハロンの延長も大丈夫。
あとは、ボッケリーニ。
GⅠ2戦はボロ負けだったが、GⅡ以下では相変わらず強い。
ここ5戦のGⅡ以下で負けたのはたった3頭。
タイトルホルダー、ヴェラアズール、タイトルホルダー。
これだけ見ると、相手が悪かったとしか言いようがない。
ただ、負かした主要な相手を見ると、
フェーングロッテン、ライラック、ウインマイティ、マイネルウィルトス、ヒートオンビート。
ヒートオンビートが目立つくらい。
人気馬が凡走して、繰り上がり当選なるか、という感じ。
代わりに取り上げたいのはアスクビクターモア。
2戦続けての凡走で株を下げ気味だが、イクイノックス=ドウデュース世代でトップ級に食らいついていた馬だ。
菊花賞があまりにハードな競馬で、ダメージを引きづっている可能性はあるが、切れ味を求められない舞台はあうはず。
◎イクイノックス
〇ダノンザキッド
△アスクビクターモア、ジェラルディーナ