直行、外厩の波だ。
過去10年の3着以内の前走は以下のとおりだ。
皐月賞直行 ステップレース
2011-2015 8頭 7頭
2016-2020 12頭 3頭
つまり、ステップレースはステップレースではなくなっている。直近5年の3頭中、2頭が先行して大穴を開けた馬だ。残りの1頭は1番人気に支持されたアドミラブル。いずれも特殊だ。
今やステップレースを使うのはマイナスですらある。
例えば、グレートマジシャンは毎日杯直行の予定だったが、収得賞金が足りない懸念が出たため、急遽、やむをえずNHKマイルCも考えたという。
つまり、NHKマイルC出走は緊急事態なのだ。GⅠなのに。本気でダービーを狙うなら間隔を開けるのが正しいということ。
だとしても、皐月賞が基本ではある。
直近5年で前走皐月賞で4着以下から巻き返した馬は以下のとおり。
東京の実績がなくとも、高い実績や人気を誇ったが、皐月賞では後方でもがいた馬の巻き返しがある。
今年で言えば、ダノンザキッドがドンピシャで当てはまっていたんだけどね。。。
つまりは、、、皐月賞上位馬をひっくり返せる馬は、傾向的にはいない。
しかし、間隔を空けながら使うスタイルは3年くらい前から顕著になり、主流になっていくと思われる。だとすると、いずれ毎日杯直行からのダービー制覇があるはず。
今年で言うと、シャフリヤールとグレートマジシャン。世代屈指の素質馬だ。
超速決着が評価されると嫌だなぁと思っていたが、そこまででは無さそう。この素質ならこの人気はやむを得ないという感じ。
ここに来て、これまでの検討が何だったのか?状態になっているが、そんなことはない。やっぱりディープモンスターの巻き返しもあるだろうし、思っていたより外が伸びるとなると、
皐月賞の直線で外をお行儀よく並んで伸びてきた4着~7着馬にはチャンスがありそうだ。
そんな中では、前述の皐月賞組の傾向と、外が伸びる今年の馬場傾向から、3番人気で外から伸びて4着のアドマイヤハダルが有力だ。まったく人気がないのもいい。
決断!
アドマイヤハダルを狙う。
押さえは順当にシャフリヤールとグレートマジシャン。
サトノレイナスも買っておこう。
ここまではワイド。だからエフフォーリアを無視している。
次にエフフォーリアを2着にして、サトノ、グレート、シャフリを頭の連単。
今日の傾向(外差し)が当てはまらないリスクも取り込み、ワイド1-2、1-15は必須。