トウ立ちというのは、花を咲かせるための茎が伸びること。
一般的に、花を咲かせたくない野菜の花が咲きそうなときに使われる言葉。悪い意味。
植物にとって花を咲かせるのは大変なエネルギーを使う。そりゃそうだ。大事な種を作るために必要なことだから、そこに全力を注ぐわけ。
でも、例えばほうれん草なら、普通は花を食べずに葉を食べるわけだから、花に全力投球されちゃうと困るのよ。
というわけで、トウ立ちしたら失敗なわけ。
・・・要するに失敗しまして。
まぁほとんど収穫した後の最後の数株なので、失敗というほどではないんだけどね。
これが恐らくつぼみ。
こちらはまだつぼみは出てないけど、明らかに普通のほうれん草と違うでしょ。
よく見ると葉っぱの形も違うねぇ。何、このとんがっているヤツ。
で、トウが立つと栽培終了です。昭和の日に収穫した。
これ、食えるの?
ぐぐると、柔らかくておいしいという記載もあったが、ほとんどは「粉っぽくてまずい」。
え?粉っぽい??
ほうれん草って、茹でるでしょ?粉っぽいの???
良く分からんので、実食してみることに。
トウが立つと茎も硬くなると書かれていたので、長めに茹でて、カツオ節と麺つゆをかけて、さぁ実食。
!
柔らかくてうまいよ。つぼみも茎も。
全然いけるでしょ。これ。
よく分からんけど、まだセーフだったのかな。もうちょっと放置したらまずくなるのかも。早めに収穫してよかった。
この跡地にはきゅうりを予定。
そういえば、疫病にかかったジャガイモはダコニール散布後、再発せずスクスク成長しとる。そろそろ土を追加しようかと。