先日、ワイド馬券をオススメした。
それなのに、何だ!このタイトルは!
これから説明したい。
ガチガチだった高松宮記念の配当は以下のとおりだ。
3連複 22倍
3連単 97.7倍
おかしいねぇ。
3頭を3連単で全通り買うと6通りだ。そうすると、期待値は3連単の方が6倍じゃないとおかしい。
なのに5倍もない。
一方、マーチSはこうだ。
3連複 214.6倍
3連単 1740.8倍
ん?
3連単が8倍以上ついている。
ちなみに馬連とワイドはこうだ。
高松宮記念 14-16
ワイド 4.3倍
馬連 10.1倍
マーチS 3-12
ワイド 23倍
馬連 83.2倍
前者が2.5倍くらい、後者が3.5倍くらい。
単純にワイドは3倍当たりやすいとイメージされるので、やっぱり3連複と3連単と同じような構図になっている。
堅い予想をすると、当然オッズも低いので、ワイドや3連複では目数が多いとトリガミになる危険がある。やむなく馬連や3連単にシフトすることはよくある。
逆に穴馬を発見した場合、せっかく発見した穴馬、ぜひ当てたいと思うと、堅めの馬券にシフトしたくなる。
シフトしちゃダメ!
逆なのよ。
堅いと思うなら、ワイドで確実に取る。1点に絞って大きく張るべきだ。
荒れると思うなら、3連単で一発狙っていく。
せっかく穴馬を見つけておきながら、平凡な配当ではそれこそ意味がない。
確かに見つけた穴馬が激走しながら馬券を外すと、これ以上ないくらい叩きのめされる。
でもやっぱり、そこに保険をかけてはダメなんだ。
数字が語っているとおりだ。
(注:必ずしもこういう傾向にはまらないケースはある。ただし、GⅠのような売り上げの多いレースほど、この傾向が強い)
さて、大阪杯。
コントレイルはさておき、牝馬2頭の扱いがよく分からない。見が適当という気がするが、適当な穴馬が見つからない以上、コントレイルとサリオスのワイド1点のパターンではないかと思う。サリオスの姉は昨年末に大変お世話になったサラキア。父がハーツクライになって、姉以上に成長力に富んでいるはず。