それを横綱相撲であわや押し切るんじゃないかと思った。
断トツで強かったのはジャンタルマンタルだ。
この時点でNHKマイルカップに出てくれば当確だと思っていた。
が、しかし。
まさかのアスコリピチェーノの出走。
オークス持つと思うけどなぁ。
確かにステレンボッシュに対して、オークスの舞台は分が悪いのは確か。
ただ、NHKマイルカップにはあのジャンタルマンタルが出てくるのだ。
あの競馬を見てなお、オークスではなくここに出走するのだ。
しつこいと思っているだろうが、ここ重要だゾ。
アスコリピチェーノの方が持ち時計は速い。
NHKマイルカップの流れは、前半3ハロンが34秒前半、5ハロンが57秒後半、勝ち時計が1分32秒台というのが平均的。
どちらに向いているかと言うと、アスコリだろうね。
要するに、オークスよりチャンスがあると見ているのだ。ジャンタルのあの皐月賞を見てもなお。
3歳牝馬のレベルが高いと踏んでいたが、これでハッキリしたと思う。
その前に、ペースを読む必要がある。
好走時のペースはキャプテンシーの方が速い。前走は逃げずに沈んだのだから、逃げる可能性が高い。
ジュニアカップは、前半3ハロンが34.8、5ハロンが57.9、勝ち時計が1分32秒5。
NHKマイルカップの傾向と比べると、前半が遅く、後半が速い。
勝ちきるにはかなり速い上りが求められる。
この点でもアスコリが有利。
正直、ジャンタルの皐月賞を見てしまうと、連をはずすとはとても思えないし、これまで力説したとおり、アスコリも凡走の可能性はほぼない。
ワタクシの金言「2強は2強で決まらない」を頼りに勝負手を打つしかない。
当然、アスコリピチェーノが勝ち、ジャンタルマンタルは3着。
ハイペースの可能性が高くないのであれば、切れ負けよりも位置負け。
前にいて、速い上りを繰り出せる馬が第一候補。
いるじゃん。
アレンジャー。
これが2着に来たら付くでしょう。
でもあながち無謀な馬券でもない。
接戦から抜け出したところに2頭が急襲して、わずかな負け。強い内容だった。
他のアーリントンカップ組も押さえる。
もう1頭。
ゴンバデカーブース。
昨暮れ時点では、最も強いと思っていた。
それが半年ぶりに出てくる。
ふつうは様子見だが、堀厩舎がモレイラを乗せてくるのだ。さすがにそれなりには仕上がっているのだろう。3着なら。