へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【FODMAPのお話】朗報!大腸内視鏡の前は何でも気にせず食べられる!

FODMAPを知らない人にはサッパリ分からない話だろうが、FODMAPを気にして過ごしている人には切実な話なのだ。

 

FODMAP。

この日記には何度か出ているが、簡単に。

 

小腸内はそれほど細菌がいないのが普通。

胃酸の影響があるからだ。

 

また小腸の壁はあまり柔軟性がない。

だからなのか、詳しいメカニズムは分からないが、小腸内で細菌が異常繁殖すると、下痢したり、便秘したり、あるいは下痢と便秘を行ったり来たりする。

 

今までは(今も)過敏性腸症候群という、いわゆる不定愁訴の仲間(なんか分からんけど調子悪いって患者が言っているってやつが不定愁訴。原因不明といって良い。医者によっては言いがかりと捉えている節も)と診断されることが多い。

 

しかし、どんな不調にも、必ず原因がある。何でもかんでも精神的な問題で片付けるのは21世紀的ではない。

 

お腹の弱い人には、これが原因である人が相当数いると思う。

 

ちょっと長くなったが、この小腸内の細菌の異常繁殖を抑制するのがFODMAP食の回避なのだ。

 

いろいろなパターンがあるのだが、一番のメインは、人間が消化できない炭水化物を細菌がエサにして繁殖するので、そういう食品を避けるべきということ。

 

今は「腸活」なるワードがあるが、これが非常に便利。

「腸活」を避ければよい。以上。

 

オリゴ糖(食物繊維)が豊富なごぼうなどは腸に良いとか、

ビフィズス菌入りのヨーグルトが腸に良いとか、

キムチや味噌などの発酵食品がいいとか、

そういうの、全部ダメ。それがFODMAP食の制限。

 

えらく長くなってしまったが、腸が調子悪い人は、FODMAPを避ける窮屈な食事を強いられる。ワタクシも大好きだったラーメンをほぼ食べていない。

 

でだ。

今週末に大腸内視鏡検査を控えたワタクシは思ったのだ。

 

事前に飲む下剤で「異常繁殖した細菌」が流されるので、しばらくは調子がよくなる。

細菌が流れてしまうからだろう。

 

つまり、内視鏡検査で下剤を飲むならば、それでうまく回避できるのでは?と思いますので、