へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【物理学のお話】ふかふかベッドあるある

アインシュタイン登場。

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お約束ということで

特殊相対論を飛ばして一般相対論の話。

 

引力はなぜ起こるのか。

 

ワタクシたち、当たり前のように地球の上に立っている。アルゼンチンやブラジルの人はほぼさかさまで立っている。いや、彼らから見ると、ワタクシがさかさまなのだ。

 

でも何で?何でワタクシたちは地球に吸い寄せられるのだろうか。

そう思うと、アレ?当たり前のように地球に横たわっていて良かったんだっけ?と心配になる。明日、目を覚ますと空に飛んで行ってしまっているかもしれない。

バイバイキーン!

 

そんな悩み(?)を解決してくれたのがアインシュタインだ。

 

なぜ引力が起きるのか。

 

それは空間が歪んでいるからー

(チコちゃん風)

 

なんや?空間が歪むて、どういうことや??

物理学には、感覚的におかしいことが山ほどある。時間も伸び縮みするし、量子力学に入ると、エネルギーを少しだけ借りてすぐ返すとか意味不明な話ばかりだ。誰が貸すねん。質か?やぁさんか?利息は十一か?

 

・・・あまり深く考えないことが理解の近道。

 

説明はワタクシなりの表現に改める。村山さんがこんなおかしなことを書いているわけではないことを付け加えておく。

 

ふかふかベッド。ニトリとかでふかふかベッドに乗って飛んで遊ぶよね?

(大人はやっちゃいかーん)

そこに大男(大女でもいい)が飛び乗ってきたらどうなるか。

 

壊れる??

超頑丈なの!

 

大男の足元がぐにゃりと沈み込み、全体がそこに向かって傾斜する。それで、先ほどまで飛び跳ねていたワタクシたちは、そこに向かってこける。

 

足元に見えていない人から見ると、大男にみんなが引き寄せられているかのようだ。

 

おぉ引力じゃん。

 

・・・分かりにくかった???

 

ふかふかベッドに小さな鉄球を落とす。少し凹む。

そこから遠くに大きな鉄球を落とす。すごく凹むが、小さな鉄球はそのままだ。

では小さな鉄球の近くに落とすと?

大きな鉄球が作り出した大きな窪みに向かって小さな鉄球は転がり落ちていくだろう。

 

これが引力だということ。

 

つまり質量の大きな物質は空間を曲げてしまう。その影響範囲にあるものは引き寄せられているように見える。

 

空間が曲がっているので、すべてが曲がる。近くを光がとおると、それも曲がる。

 

アインシュタインのこの想像を絶する理論が正しいことが証明されたのは皆既日食の際に太陽の近くの天体を観測した時だった。夜見えている位置から推測される位置とは少しずれて見えた。

それが太陽が光を曲げた証拠だった。計算の結果、アインシュタインの理論とほぼ一致したという。

 

この前書いた、太陽系を繋ぎとめているダークマター。あやつは当然ながら光をぐにゃりと曲げる。要するに、空に見えている星は、本当はその方角にはないかもしれないのだ。

 

見えているものが真実とは限らない、という意味深な(実は特に何も意味しない)言葉で締めくくる。