3歳で安田記念を4着し、マイルCS優勝。4歳の安田記念は2着。
セリフォスがトップマイラーであることは間違いない。
それに比べ、ここ2戦の物足りなさは確か。
ただこの馬の本質は、意外とキレ勝負型になるダイワメジャー産駒と見ている。
ダイワメジャーはどちらかというとポジションとパワーだ。切れ味は劣る。
だが、産駒は逆に切れ味に寄っていて、軽い馬場があう。
セリフォスがまさにこの型なのだと思う。
だから、自身の上りが34秒を越えてくると怪しくなってしまう。
では今回はどうか。
通常、マイラーズカップは速い上りになりやすい。
しかし今回、雨予報に加え、前走で大逃げスタイルを確立したエエヤンが出てくる。
セリフォスは厳しい。ただ、終わったわけではない。あっていないだけだ。
ここで負けて、安田記念で復活走というシナリオに期待する。
本命はソウルラッシュでどうしようもない。
ヤネが替わる分、頭勝負は少し危険かもしれないので馬連で。
相手筆頭はエエヤン。
中山であわや、であれば、京都なら逃げ切りまである。
しかもピッチ走法で滑る馬場は得意なはず。
もう1頭はコレペティトール。
兄が道悪の鬼、アメリカズカップ。父も道悪の鬼、ジャスタウェイ。道悪下手なわけがない。
しかも上りがかかればかかるほど強い競馬をしている。エエヤンが飛ばす展開は理想的。