馬場レベルをここ4年で比較したら、特に変わりはなかった。
昨日のダートはやや重でスタートしたが、途中から良馬場になった。
それ以降の芝のレースは例年と変わらないだろうと、2勝7ハロンのレースを選択。過去4年間、安田記念の前日に組まれていて、だいたいレベルは同じだった。
レース前半6ハロン-5ハロン 1着馬、2着馬 上位3頭の上りタイム速い順
'22 34.5-57.0 1.20.1、1.20.6 33.4-33.8-34.1
'21 35.3-57.5 1.20.1、1.20.6 33.6-33.9-34.0
'20 34.5-56.8 1.20.1、1.20.1 33.6-34.0-34.5
'19 34.9-57.9 1.20.3、1.20.3 32.9-33.3-33.7
多少のばらつきはあるが、おおむね同レベルと言える。
では安田記念はどうなるか?
まず今年はスローは避けられない。過去3年の中では昨年がもっともスローであり、昨年並みの結果を想定すべき。
34.9-57.8 1.31.7、1.31.8 33.1-33.4-33.5
ちなみに、グランアレグリアは反則級なので、2着シュネルマイスター、3着インディチャンプとした。
それでも今年のメンバーで4着までに食い込む馬がいるかというと微妙だ。
数字に戻る。
上りは33秒台前半が求められる。
前半が遅いのだから当然だ。
だがこの数字には足りないものがある。
4コーナーの位置取りだ。
またグランアレグリアがいないものとして並べる。
8-5-5
つまり好位から33秒台前半を繰り出す必要がある。
かなりの要求レベルだ。
まず昨年の2着扱い、シュネルマイスターは当選。
マイルCSで8番手から33.0のダノンザキッド、
ヴィクトリアマイルで6番手から33.4のファインルージュ。ここまでも当選。
あとは、重賞で6番手から32.8のセリフォス。
ちなみに、上位4頭(ダノンキングリー、グランアレグリア、シュネルマイスター、インディチャンプ)に匹敵する馬が少ない今年なら、5着以下の結果も参考にはなる。
・5,7着は2,3番手からの粘りこみ
・6着馬は4コーナー14番手から上り33.2
今日の結果を見ると、インはまったく伸びていない。基本は外差し中心。
すると、5,7着馬は参考にならない。
6着馬のケースはイルーシヴパンサーが重賞で発揮している。
中心はダノンザキッド。
相手はシュネルマイスター、ファインルージュ、セリフォス、イルーシヴパンサー