昨年の大阪杯もジャックドールは人気だった。
だが0.5差5着。
金鯱賞が評価されたものだが、大阪杯ではなぜその力を発揮できなかったのか。
12.5-11.0-12.2=46.9=11.0-11.3-12.0
12.3-10.3-12.0=48.0=11.5-11.8-12.5
入りの3ハロンが速すぎる。
原因は、スタート後、内の馬も外の馬も襲い掛かってきたからだ。
今年はそういう馬はいなそうだ。
もう1点は、直線が荒れていたこと。
ゴールシーンを見ると、かなり下が緩いのが見て取れる。
今年の馬場は、2週続けて雨が降ったにも関わらず、良好なコンディションだ。
昨年の0.5差5着からの前進は確実。
ジャックドールのペースは、最初ソロリと入り、途中から徐々にペースアップし、ラスト1ハロン粘りこむもの。
ヤネはタケユタカ。
間違っても上がり33秒台の勝負には持ちこまない。
そうなると33秒台連発のスターズオンアースよりも、上りのかかる競馬で頭角を現したジェラルディーナを上位に取りたい。
ヴェルトライゼンデはオールカマーの惨敗が悪印象。
ダノンザキッドは、セリフォスがダノンベルーガに完敗のドバイの結果を見る限り、中距離路線のトップにはかなわないと思うが、トップが少ないこのレースなら3着に食い込む可能性はある。何しろ、人気が低すぎる。
で、いままで触れなかったが、本命はヒシイグアス。
前走勝ったのは衝撃的だった。そんなデキでもあのメンバーに勝つのであれば、GⅠでも凡走はありえない。軸鉄板。
相手はジェラルディーナとダノンザキッドに加え、AJCCで抜け出す脚が極めてよかったノースブリッジ、イン有利だった中山記念で外伸びが素晴らしかったラーグルフが押さえ。