エリザベス女王杯はリピーターが多いことで有名だ。
3年連続2着のクロコスミアを筆頭に、昨年4着のアカイイトもエリ女しか走らないし、ラッキーライラック1着、ラブズオンリーユー3着が2年連続、スノーフェアリー1着、アパパネ3着も2年連続と大変クセが強い。4着=>16着=>2着という変則パターンのウインマリリンみたいのもいると、なかなかだ。
非根幹間距離で牝馬限定というのが大きいだろう。
さらに京都に限定すると、別のクセ強案件が浮上する。
やたらと府中牝馬ステークス組が来る。
実は阪神ではなかった現象だ。
京都でエリ女がおこなわれた過去10年で、府中牝馬ステークス組が来なかったのは2回のみ。
しかもなんでもかんでも来るわけではない。
4着以内、もしくは1番人気。
リピーターが多い、府中牝馬ステークス組が多い、となると、3歳より古馬という傾向だと思われる。
さらには先行馬が穴をあけるケースがあり、京都の過去10年の3着以内30頭は29頭までが以下のいづれかに当てはまる。
・リピーター
・府中牝馬ステークス4着以上
・府中牝馬ステークス1番人気
・エリ女で5番人気以上
・3コーナー3番手以内
唯一当てはまらないのはマリアライト。後に宝塚記念もゲットする猛女。
6番人気だったので、6番人気まではギリOKか。
以上をふまえると、以下の馬が有力ということになる。
ジェラルディーナ 2番人気、昨年1着
ディビーナ 府中牝馬S1着、先行力ある
ブレイディヴェーグがやっぱり異次元の脚を持っているので、1着濃厚。
相手はライラック、ルージュエバイユを本線に、ディビーナを3連単で遊びたい。