阪神牝馬ステークスは先行したサウンドビバーチェが優勝、1,2番枠が2,3着に突っ込んだ。
昨年も内を突いたメイショウミモザが優勝。4,2,3番枠での決着。
昨年の桜花賞も、先行したわがウォーターナビレラがあわやのシーンを演出。インを縫うように伸びたスターズオンアースに屈した。3着は1番枠のナムラクレア。
あらためて今年のメンバーを見ると、逃げる可能性があるのはモズメイメイくらい。そのモズメイメイもハナにはこだわらないと。
スローは確定。
やはり前、インが狙い目になる。
しかし今年の内枠はインを縫えるような馬ではない。
ブトンドール、ライトクオンタム、リバティアイランド。
いずれも外に出すだろう。
ドゥアイズは前走でインを突いたが、お世辞にもうまく捌けたとは言えない。あわや制裁かというよろけ方。
ハーパーは大外ではないものの馬群は縫ってない。
しかもこの両頭は33秒台の上りを記録したことがない。
さらに外のキタウイング、コナコーストは33秒台の脚がある。
キタウイングは最内を突いてフェアリーステークスを優勝している。鞍上は穴の杉原だ。
コナコーストは3戦すべて内容が濃い。
ただし、キタウイングはチューリップ賞で上りの速い競馬でイン突きという今回の予行演習をしたものの不発。
コナコーストは前、イン有利に合致するか微妙なところ。
◎モズメイメイ
スローからの速い上りの決着だったチューリップ賞で粘りこみ。今の馬場傾向とスローな展開に最も合致する。
〇キタウイング
チューリップ賞の予行演習が花開くかも、の期待込みで。
▲コナコースト、ラヴェル
ラヴェルはアルテミスステークスで実際にリバティアイランドを下している。
阪神ジュベナイルフィリーズは上がりを要する展開。使える脚が短く、流れが速くなると厳しい。
ここは速い流れが想定しにくいので、瞬発力が活きるかもしれない。