この前の土曜日。
恒例のハダニチェックをおこなった。
経験上、マンションのベランダでは、ハダニが猛威を振るう。
普通の畑には、天敵が現れるがベランダにはあまり来ない。
一方、ハダニは糸をたなびかせて風にのってブラリ気ままな旅に出かけ、行きついた先でヤモメ暮らしをする。
そんなわけで、ハダニがぶらりと現れるとひとたまりもない。
奴等は̥あっという間に繁殖する。天敵はほぼ現れないので、天下無双になる。
てなわけで、ハダニチェックは欠かせないのだ。
すると、、、
ぅおーい!
アブラムシが沸いておるやんけ!
ニンジンにアブラムシがたかっていた。
アブラムシもハダニと同様で、ハンパない繁殖力を持つ。
すかさずプチプチ攻撃を繰り出す。
え?どんな攻撃かって???
プチプチやがな。素手でつぶしまくり。
ゴムテを使ってプチプチみたいな記事を見かけるが、ゴムテでは小さな虫はつぶせないし、植物まで巻き込んでしまう。
ニンジンの葉は柔らかいので、素手で優しく撫で、ツブツブを葉っぱから取り除き、そのままブチュッっとつぶす。これしかないっしょ。
軽く3桁のアブラムシをあの世送りにしたものの、キリがないことに焦燥感を覚えた。
プランターを回しながら360度からアブラムシを検索して見つけ次第、プチプチ攻撃を繰り出す。ところが、確実に1000度を超える回転をしているにも関わらず、アブラムシは消えないのだ。
どこかから湧いている。。。
たぶん地面だ。
プランターを持ち上げたり、回転させたりすると落下するやつらがいる。
それがすぐに這い上がってくる。
だから3桁もつぶしたのにキリがないのだ。
もう手は変な色しているっての。
いったん中断して作戦を練り直した。
・ニームオイルを使う
・やさお酢を使う
・カダンセーフを使う
・黄色で誘引して一網打尽にする
・光るもので追い払う
・日光に当てる
・てんとうむしを探す
まずは手元にあったやさお酢を蒔いた。
効果は???
次にカダンセーフを買ってきた。
たぶんコレは効いた。
以降は格段に減ったと思う。
ただし、カダンセーフは直接吹きかけないといけないので、予防効果はない。ヨトウムシのように昼間は隠れている奴らにも効果はない。そもそも、大きい虫には効かない。
ニームオイルを通販で買った。
ほぼいなくなった現状、効いたのかどうか分からない。
やさお酢に混入させて使うことにした。
黄色が好きだと言う情報を元に、黄色の紐を張ってみたが、一匹も寄り付かず。
光るもの、アルミホイルも置いたが、飛来するアブラムシが避ける効果はあるものの、すでに到来していて、羽がないアブラムシには関係ない。
日光には当てていたのだが、午後の特定の時間帯を中心に当てていた。
なのでサツマイモと配置転換して日光に当てた。
このような努力により、見える範囲にアブラムシはいなくなった。
そんなとき、救世主が現れた。
ただし、害虫であるニジュウヤホシテントウとクリソツなのだ。
まずこちらがベランダに飛来したナミテントウ。
続いてニジュウヤホシテントウ(別名:テントウムシダマシ)
上の写真の縮尺が悪いので比較できん!・・・すみません。ではこちらで。
頭の部分が違いますね。あとは現物を見ると分かるが、益虫の方はツヤツヤしているのだ。
で、ナミテントウは8時間は滞在していたが、どこかに飛んで行ってしまった。
ワタクシがアブラムシを3桁処分したせいで、ナミテントウさんが腹を空かせる事態になってしまった。
そんなつもりはなかったのだが。。。すんません!