アンコールの~拍手の中~飛び出した~
僕は一人~涙を浮か~べて~
千鳥ヶ淵~月の水面~振り向けば~
済んだ空に~光るたまね~ぎ~~~
若いもんはこの歌を知らんだろうが、、、いや、ちょっとタイトルを間違えた。
宇宙というたまねぎはどこまで皮がむけるか?だった。。。
物質は分子が集まってできている。分子は原子が、原子は原子核と電子、原子核は陽子と中性子、陽子と中性子はクォーク。
どんどん皮がむけるわけ。クォークの中にも呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンって何かが出てくるかもしれない。
玉ねぎっていうか、マトリョーシカだな。
このマトリョーシカの中に何も入っていないって証明するのは難しそうだ。
マトリョーシカなら、振ればいい。
「ぅおぃ!カタカタ鳴っとるやないかい!」って、すぐに分かる。
物質は振ったって分からん。
ワタクシが握りしめているサーモスだって、振ったって何も音はしない。
ってか、いま振ると、ビールをまき散らして大惨事になってまう。
しかし、どこまで中身がありうるのかは分かっている。
それをこれから説明する。
まず、すげーちっちゃいものを見るには、電子顕微鏡を使うしかない。
電子顕微鏡って何だ?というと、電子をぶつけて物質を見るのだとか。
電子は粒子なので波の性質がある。波長があるということ。
波長が長いと、小さな物質を回り込んでしまい、見ることができない。
むむ、これは大リーグボール3号じゃないか?
強振したバットを回り込んでしまうという、星飛雄馬の魔球だ。
・・・それはいいとして、ゆえにエネルギーを上げて波長を短くすると、より小さいものが見える。
ハドロン衝突型加速器も、エネルギーを上げればより小さいものを検知できる。
では、エネルギーを上げればいくらでも小さいものを見ることができるのかというとNOだ。
エネルギーを上げると、アインシュタインが登場する。
E=mc^2により、質量が発生する。
小さい範囲にエネルギーが集中することにより、ブラックホールになってしまうという。
ブラックホールにはシュワルツシルト半径に事象の地平線があるので、それより内側は見ることができない。
つまり、小さいものを見ようとエネルギーを上げると、事象の地平線がだんだん大きくなる。
あるところで見たいものと事象の地平線が一致してしまう。
むむむ!これは大リーグボール2号じゃないか!
砂煙を上げて、玉を見えなくするという、例の魔球でしょ。完璧に。
・・・それはいいとして、その一致する大きさは1億x10億x10億x10億分の1メートル。
小学生の男子が好きそうなフレーズだ。。。
「お前ちっちぇー。1億x10億x10億x10億分の1メートルくらいちっちぇー」
「いつだよ。何年何月何日何時何分何秒?地球が何回回った日?」
最後の何回回ったか?の質問はいらなくね???
まぁいいか。。。
この1億x10億x10億x10億分の1メートルはプランクの長さといい、これが最小単位だ。これ以上小さいものは無い。
無い、じゃなく、見えないでは?
と思うとそうではないらしい。無いんだって。
・・・じゃぁ大リーグボール2号じゃないね。
あれは無くなっていないから。ちゃんとストライクゾーンに戻ってくる。
てか、巨人の星、若いもんは知らないだろうが、、、
ワタクシもリアルタイムではない。
そこまでジジイではないわ!
次回からは超弦理論だが、別の本を読んでいるので、そちらに沿って書き記したい。
え!この本も大栗先生じゃん!(回し者か)