知っている人にとってはいまさらだが、いま、仕事で漢字の字形に振り回されている。
印刷に深くかかわる人はとうの昔に対応済み、印刷に無縁の人はあまり影響ない話。
有名なのは、辻と辻󠄀の違い。
よく分からないけど、ワタクシにとってのシンニョウは右の方であって、左のはなんじゃ?という感じだが、もしかして今の人は左で習っているのか?
娘に確認してみよう。。。
結構、書き順が変わっていたり、日本史の年が変わっていたりするんよ。
あとは、自分の生きた時代が歴史になっていたりね。。。(爆)
話しを戻す。
これはJIS90とJIS2004の違いなのだが、これがとても厄介。
JIS規格票では168文字に相違があるのだが、MSフォントではこのうち121文字に相違がある。さらにプラス1文字にも相違がある。このプラス1文字はJIS83とJIS90の差異。MSの取り込み漏れ??
ということで122文字に差異あり、が主流なのだが、このうち1文字だけ、win10のIVSというものに取り込まれていない。「むしろ」=「筵」がそれだ。
かくして、IVSで対応しているのは121文字。。。ややこしい。
最後のIVSというのは、win10で実際に変換してみると分かる。
エンタープライズ版とホーム版でデフォルト設定が異なるようだが、前者なら普通に変換し、「単漢字」をつつくと、JIS90の字形が出てくる。「辻󠄀」の方。
ホーム版は、ちょっと設定が必要。ぐちゃぐちゃやってしまったので、どの設定が効いたのか不明。ネットで調べてくれ。
で、いまさらWindowsVISTA時代の変更を調べるものだから、マイクロソフトのサイトで記事がなかったりして、支障がある。
↓一連の話が一番分かりやすい
https://resources.morisawa.co.jp/uploads/tmg_block_page_image/file/1622/vista_blue.pdf
ちょっとぐらい文字の形が違ってもええやん、読めるでしょ??と思うのだが、仮に苗字とかに影響するとクレームのネタになるので、若干ぴりぴりしている。いいやん、ちょっとくらい。
ちなみに、「筵」がつく苗字はただ一つ。オンリーワン。
縁筵(へりむしろ)さん。全国で推定20名とのこと。
すごすぎる。。。