へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【動物のお話】小さいペンギンほど鳥っぽく、大きいペンギンほど人っぽい

まず大きさはこんな感じ。

なって

ムスメ。と並べると、エンペラーペンギンでもさすがに人が入っているわけではなさそうだ。

 

だが圧はすごい。

木陰でオヒルネしていたライオンなど目ではない。

 

エンペラーペンギンが人っぽいのは、他のペンギンと様子が違うからだ。

(注:これ以降、個人の感想です)

 

・直立不動

・歩くときに羽でバランスを取らない

・ほとんど泳がない

・特定のペンギンと行動を共にすることが多い

 

ひげペンギンなどは魚かのように俊敏な泳ぎを見せるが、陸上ではヨチヨチでかわいいのだ。

 

これらは住んでいる場所に影響されていると思う。

 

まず一番小さいフェアリーペンギンは南アフリカとか南アメリカとか、亜寒帯?にいる。

恐らく他の鳥類からペンギンになりたてのような感じなのだ。

 

イワトビペンギンも小さいが、住処が南極周辺の流氷や島などに変わって、よりペンギンらしくなっている。

 

ケープペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギンは少し大きくなり、キングペンギン、エンペラーペンギンと大型になっていくのだが、

 

エンペラーペンギンだけは南極大陸にのみ生息する。

しかも、内陸にいるのだと思う。

 

なので、歩くのがうまく、ほとんど泳がない。

 

大型化は寒冷地適応という現象で、寒い所に住む動物は大型化する傾向がある。

湯呑のお湯とバスタブのお湯のどちらが冷めにくいかを考えると、大型化のメリットが分かってもらえる。

 

クマでも、最大のクマはホッキョクグマだし、人間でも満州とかシベリア、北極圏などに住んでいる人には寒冷地適応が見られる。

(大型化のほかに、ひげが薄い、顔の凹凸が少ないなどの特徴がある)

 

かくして、エンペラーペンギンは「中におっさん入っているやろ?」とあらぬ疑いを向けられることになったのだ。

だが、、、そこまで大きくないから。