ホープフルステークスがあるので、どうしても短距離型が集まってくる。
2歳牝馬ながら9ハロンで実績を残した阪神JF組より小粒に見える。
まず、マイル超の実績となると、ミュージアムマイルしかいない。
ただ、見た目のインパクトはなく、相手も激弱。
新馬で先着されたランフォースマイルに至っては、いまだ未勝利だ。
距離実績がもう一つも、実績、インパクト、相手関係で間違いないのはアルテヴェローチェ。
2週連続のヴェローチェもありうる状況。
新馬はヒシアマン(京王杯1番人気)とともに3着を5馬身ちぎった。あっという間の出来事だったし、ヒシアマンに対しても、余裕をもって先着していた。
サウジアラビアRCはやや重だったが、跳びの大きい同馬には必ずしも向いていない馬場だったが、完勝。不動の軸と見ていい。
対して、同レースで1番人気のアルレッキーノ。
未勝利では、まったく本気を出していないのに後続を突き放すという頭がバグる内容。
新馬でも現時点で最強のクロワデュノールの2着。
ただし、クロワデュノールには完敗の内容。未勝利戦も相手が激弱。
サウジアラビアRCはやや重でも、そこまで能力を削がれる馬場ではなかったと思う。
派手な未勝利戦のことは忘れて、GⅢ5着馬と考えるのがいいと思う。
トータルクラリティは2戦2勝も相手が弱い。
ただ、いかにも相手なりという競馬。
新馬は微妙も、新潟2歳ステークスは相手が強ければもっと走っていたと思う。
競る形なら負けないと思うので、頭はどうかも、3着以内に入る可能性は非常に高い。
穴は距離適性が微妙ながら走りのインパクトがあるニタモノドウシ。
新馬は6ハロンだったが、ゴール前で目を見張る差し脚を見せ、一気に逆転した。
2戦目のクローバー賞も最後は流す余裕。低い姿勢の走りはなかなかだと思う。