大変なことに気が付いた。
明日から夏場所が始まってしまう。
え!今日からジロが始まっている??
府中GⅠ5連戦がこれからだっていうのに。。。
そう。ワタクシ的に1年でもっとも忙しいシーズンに突入したのだ。
ソラマメの天ぷらでホッピーを飲んでいる場合じゃないのだ。
これまで、反省を活かすためにハイペースを予想したり、チャーチルダウンズカップとの好相性に固執したり、思い込みが強すぎたと思う。
あまりフラットに予想すると面白みのない予想になりがちなのだが、まずはフラットに行ってみたい。
まず、展開については、行く馬がいないことは確か。
マイネルチケットに武史なら、これが行くか。
行く馬が少ないだけにスローが予想されているが、マイネルチケットはやや短距離に軸がある馬なので、速いペースも想定される。
あまりペースを想定しすぎない方が良さそうだ。
次に注目したのは1,2番人気が出走したニュージーランドトロフィ。
アドマイヤズームは気持ち緩かったか、終いの反応は一息。
とはいえ、勝ったイミグラントソングは1勝クラスで2戦続けて取りこぼしてきた馬。
3着コートアリシアン、4着プリティディーヴァまで差のない結果は不満の残るもの。
コートアリシアンは新馬で圧勝し、新潟2歳Sで1番人気に推された逸材。
新潟2歳Sはトータルクラリティに差し返されたものの、3着以下は突き放す好内容。
それもあり、阪神JFは3番人気に推されたが0.8差6着。
続くクイーンCも0.9差4着と結果を出せず。
それがニュージーランドTで復活の気配。
イミグラントソングは上記のとおり1勝クラスで勝ちきれず。
とはいえ、2戦とも後続を突き放す内容ではある。
ひいらぎ賞ではティラトーレに0.5の差をつけている。
そのティラトーレ。
ひいらぎ賞は0.6差4着。クイーンCが1.1差8着。
単純計算はできないものの、イミグラントソングがクイーンCに出ていたら3着に相当する。
そのクイーンC2着がマピュース。
続く桜花賞も4着と力を付けている。
ここまでの比較でいくと、ニュージーランドTのレベルに疑問が付き、牝馬トップクラスの強さが浮き彫りになる。
トップクラスとはいえないものの、牝馬の2番手グループに上がってきた感のあるマピュースが1枚上ではないか。
ちなみに桜花賞3着リンクスティップときさらぎ賞で同タイムだったのがランスオブカオス。
前走のチャーチルダウンズCは1枚上の完勝。スローの朝日杯で後ろから3着に突っ込んでくるなど、こちらの方が上の可能性がある。
もう1頭上の可能性を秘めているのがマジックサンズ。
皐月賞は大外ぶん回しで最速上がり33.8。実際は33秒半ばくらいの脚だったので、東京でも通用はしそうだ。
武豊で位置を取れるようなら突き抜ける可能性もある。
あとは当然ながら、ランスオブカオスより0.4速い上りで0.8突き放したアドマイヤズーム。
ここまでの4頭が上位能力と考えられる。
ただ、いずれも危うさを持っている。
マピュースは33秒前半の勝負ではアルテミスSで7着に敗れている。
ランスオブカオスはアウターとが良くないし、朝日杯ではアドマイヤズームに完敗。
マジックサンズは位置を取った時に同じ脚を繰り出せるか。前が止まらない状況でどうなのか。
アドマイヤズームは前走がもう一つの内容。叩き良化型の可能性はあるが。
ワイドでの人気は、アドマイヤズームが1番人気。
イミグラントソングが続き、マピュースは3番手。これは意外。
4頭のうち、アドマイヤズームを除く3頭はハイペースを望んでいるクチ。
ペースが読みずらい中、どちらかに振れる可能性があり、仮にスローに振れるとアドマイヤズームでやむなし。
その場合の相手はショウナンザナドゥが面白い。
マピュースが唯一惨敗したアルテミスS。
スローから速い上りを求められるレースだった。3着に好走したショウナンザナドゥはスローなら台頭する可能性がある。
ハイペースの時は、マピュース、ランスオブカオス、マジックサンズがハイペース待ちなだけに激戦。
ミニトランザットもハイペース待ちだが、上位が強く、食い込むのは難しそうだ。
ペースに関係なく、走っておかしくないのがサトノカルナバル。
馬券になりそうなのはここまでか。