う〇ちの中に、腸内細菌の死骸や、腸壁の垢などが相当量含まれていることは知っていた。
だが、愛読書「笑う免疫学」によると、ニューギニアのある部族の人は1日に1キロのウ〇チをするのだという。
何人いるのか分からないが、そのウ〇チはどう処理しているのか、海洋放棄か?など、関係ない想像をしてしまったが。。。
ちなみに、太平洋戦争の頃、う〇ちを見て敵の人数を読んでいたそうだが、米兵は日本兵の数を実際の2倍と読み違えていたそうだ。
当時の日本人は草食よりだったので、う〇ちの量が多く、それで読み違えたそうだ。
話をニューギニアのウ〇チに戻す。(戻さなくてもいい気が。。。)
成分は、水分が60%、20%が腸内細菌(死骸含む)、15%が腸粘膜細胞の死骸、5%が食べかすだという。
食べかすが5%しかないのか!
日本人の多くが、ウ〇チは食べかすだと思っているのではないか。だがわずか5%に過ぎないのだ!
そうすると、何も食べなくても950グラムのウ〇チが出てくることになる。
昔、夢枕獏の小説で、夢の中で食べたものが翌日にウ〇チで出てくるという話を読んだ記憶が蘇った。
ゾウを食べたときは、ウ〇チが止まらなかったと。
そして最後は、、、(お読みください)
あくまで食べたものが出てくることが前提の話だが、実は食べていないものが相当量あるのだ。
ちなみに、草食動物が草だけ食べて、巨体を維持しているのも似たような話で、草を分解する細菌が大量に繁殖し、その細菌を消化・吸収することでタンパク質を得ているのだという。
牛や馬があの巨体維持や牛乳を細菌由来のたんぱく質だけで賄っているのだ。
そしてワタクシたちはその乳や肉を摂取している。
ワタクシのウ〇チはほぼほぼ細菌由来ということになる。
ちなみに、腸内の細菌の数が衝撃的なので紹介する。
小腸の善玉菌は乳酸菌が主役。その数は1億から1000億。
これだけでも凄いが、実は小腸は細菌が少ない。大腸の方が圧倒的に多い。
その大腸の善玉菌と言えばビフィズス菌。
その数、1兆から10兆。
チョウだけにチョウだよ。
これに驚いていてはいけない。
善玉菌は全体の10%に過ぎないのだ。
要するに悪玉菌や日和見菌も含めると、100兆。
ここまでくると、人間自身の細胞の数が気になってくるだろ?
なんと40兆個弱だ。
人体を構成する細胞の数より、腸内細菌の数の方が倍以上多いのだ。
う〇ちは何でできているか?
よりも
ワタクシは何でできているか?の方が衝撃的ということになる。
つまり、ワタクシを構成する細胞と腸内細菌のうち、ワタクシ自身を構成する細胞は3割程度ということ。
こうなってくると、う〇ちの大多数が食べたものじゃないって話も、そりゃそうだろうな、としか思えん。