そうだろうなと思いながらも、なかなかショッキングなネタだ。
ワタクシが気になったポイントは、
①ファストフード、フレンチ&イタリアン、うどん・そばでは有意な傾向はない。
②心疾患には有意な傾向はない。
③うどん県(香川県)では糖尿病が多い。
④鹿児島、秋田、栃木は脳卒中死亡率が高い、京都、大阪は低い
①と②について。
脳卒中と心疾患に塩分が関わっていることは間違いない。だが、脳卒中で差が出たのは、塩分だけが要因ではないということだ。
心疾患に比べ、脳卒中の原因にはタンパク質の不足が挙げられる。
そうみると、ファストフードはしょっぱいけど高たんぱくなのだ。
うどん・そばは微妙ながらも、食べる時間帯も影響している可能性がある。
飲酒とセットで考えると、ラーメンは明らかに飲酒後の「シメ」だ。
対して、そばは飲酒とセット。もしくは1次会の中でのシメにはなるが、1次会が終わった後に「ちょっと蕎麦をすすってくるわ」ということはあまりない。だいたいラーメンだ。
③はワタクシの持論が指示されたと認識。
炭水化物の摂りすぎこそが肥満への道なのだ。
④はちょっと意外な感じ。
東北が短命で、脳卒中比率が高いことは認識していた。栃木も大差はないだろう。
だが鹿児島も同じなのか?が気になった。
ラーメンが有名なのはある。そうすると福岡県は相当に短命となるが、今回はやり玉に挙がっていない。
で、ワタクシ的にまとめると、
⑤塩分の摂りすぎは脳卒中リスクを高める。
⑥脳卒中リスクはタンパク質を多くとることで、ある程度回避できる。
⑦炭水化物の摂りすぎは体に良くない。糖尿病に一直線だ。
あと、カリウムを取ることで、ナトリウムを排斥できると書かれている。
これは正しい。
ただ、ナトリウムを排出することは、腎臓に大きな負担をかけている。
カリウムによるナトリウムの排泄が腎臓の大きな負担になっている気がする。
まとめると、
・塩分は無理のない範囲で控える。
・タンパク質を摂る。ただし摂り過ぎない。(普通の食事なら気にする話ではない)
・塩分の摂り過ぎに注意。(カリウムで搬出できるが、まったく当初の想定とは異なる)