へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【相撲と自転車のお話】攻撃は最大の防御なり

ツールドフランス

ポガチャルがマイヨジョーヌを着ているより、着ていない方が圧倒的に面白い。

ちょっとヴィンゲゴーが強すぎるだけであって、ポガチャルの攻撃はかなり強い。

 

昨年のピレネーで、2戦連続で総合ワンツースリーでフィニッシュしたシーンを見て、当分はポガチャル時代は続くし、その相手はヴィンゲゴーだろうと思った。

3着がカラパスなのだから、誰しもそう思うでしょう。

 

明日、明後日で、ポガチャルがどこまでヴィンゲゴーを崩せるか。

難易度が高いほどチャンスは産まれるものの、ヴィンゲゴーは若いのに熟練の落ち着きがあって、大差をつけるのは難しいと思う。

追いつけなくても無理せず、マイペースでベストを尽くす走りができる稀有な選手。守りに入って強いタイプだ。

 

一方のポガチャルは2年前が示すように、攻めてこそ面白い選手。

ポガチャルファンとしては、ちょと歯がゆいけど、レースは面白くなっている。願わくば、もう少しタイム差が少ないと良いのだが。

 

もう一方の攻撃者は正代。

 

ワタクシ、正代の相撲に辛辣なんだが、内心は正代が勝つと嬉しいのだ。

何故かというと、やっぱり取り口にあると思う。

腰高はワタクシの嫌いなポイントなのだが、攻めたときの強さは豪快でスカッとする。

 

今日の遠藤戦はそれがいかんなく発揮された。

 

やっぱり、強い「大関正代」が戻ってきている。

上位陣がふがいない状況が続いているので、正代には奮起してほしい。