ワタクシ、頭痛持ちなのだ。種類は緊張性頭痛。
頭痛には大きく3種類あり、緊張性頭痛と偏頭痛が2大勢力。
緊張性頭痛は男性に多く、首の筋肉が硬くなって血流を妨げるのが原因。神経も圧迫しているのかもしれない。
(偏頭痛も同じような理由という話も。ITAPITAは緊張性頭痛、偏頭痛に関わらず効くもよう)
ワタクシの場合は頸椎椎間板ヘルニアもあるので、姿勢に問題がある。
肩に力が入り、猫背で頭が前に倒れていた。
20年以上前に突然肩甲骨あたりに激痛が走り、横になることができず、座ったまま二晩を過ごした。
眠れなかった。
夜がこんなにも長いと初めて知った。
これが首の疾患との付き合いの始まりだった。
そこから姿勢改善に取り組んだが、形になってきたのは最近だと思う。
その間、ヘルニア発作の再発が2回(軽いのは無数)、頭痛の発作は数知れず。
誤った姿勢に改善したせいで腰痛も併発と悪循環だった。
これらを経て、頭のてっぺんを引っ張られる感覚。力が入るのは肩でも背中でも腰でもなく、尻と太もも。これが今のところ正解ではないかと思っている。
で、姿勢を正しても、知らず肩に力が入ってしまうのは避けられず、小規模な頭痛は続いていた。
そんな中、出会ったのがITAPITA。
正確には、少し前から持っていたが、使い方が間違っていて効果を実感できていなかった。
正しい使い方を知り、使い続けたところ、頭痛は無くなった。
説明には、後頭部の出っ張りの下の柔らかい部分に、ITAPITAの出っ張りを当てる、というような感じに書かれている。
頸椎にのどぼとけみたいな出っ張りがあると想像しながら首筋をさするが、そんなでっぱりはない。かなり控えめに凸凹しているので、その凸の下にあてていたが、頸椎を圧迫するだけで、効く気配はなかった。
違うのだ。
後頭部の出っ張りって、後頭部そのもののことなのよ。
ん?よく見ると、なんかのどぼとけのような出っ張りが書かれているな。
こんな出っ張りある??
まぁとにかく、頭蓋骨の終わったところよ。
そこに当てると、いた気持ちいい。
この感覚、とある整体院の記憶がよみがえった。
5年位前の夏。緊張性頭痛が連日続いて収まる気配がなかったので、やむなく整体院に行った。
その先生が、この場所に指を入れようとしてガチガチで入りませんねぇ。と言っていたのだ。
初回受診時、終わった後、とくに何も感じなかったのだが、その日の午後、車に乗ってヘッドレストにもたれると、とんでもない違和感を覚えたのだ。
後頭部がない!
手をやると、いつもどおり後頭部はある。
当たり前だ。
羊たちの沈黙のハンニバルじゃないんだから、知らないうちに後頭部をスライスしてソテーして無くなっているなんてことはあるわけがない。
でも、頭の後ろの何かが無くなったのだ。
たぶん、カチコチに固まった筋肉が解け、そう感じさせるのだろう。
あの先生、すげぇ。。。
その先生がうなりながら指先を差しこもうとしていた場所こそ、
そう。ここ重要。テストに出るよ。級の重要な場所なのだ。
そういう後付けの情報も重要なのだが、正しい使い方をした初回、予想もしない場所が反応した。
鼻詰まりの改善。
実は、骨盤の矯正目的に取り組んでいるストレッチでも鼻づまりが一時的に改善する。
メカニズムはまったく不明だが、何かに効いていることは間違いないだろう。
これらの情報から、効くのでは?との期待を抱かせた。
そして今、緊張性頭痛といえる症状は起きていない。
ITAPITAをしばらくさぼると、頭痛の時に同時に現れる体調不良に似た感じになる。首筋もモヤモヤする。
で、ITAPITAをすると解消する。
なので、根本解決をしたのかと聞かれるとノーだ。
ずっとITAPITAと付き合っていくという理解が正解だと思う。
それでも、ITAPITAに頭をゆだね、あおむけで本を読んだり、スマホをいじったりする時間は落ち着くし、いた気持ちいい感じも含め、欠かせない習慣となりつつある。
まとめると、効果はある。だが根本改善ではなく、永続的に使っていくものという理解が近いと思う。
だが、使い続けることに抵抗感はない。むしろいた気持ちいいというM的な快感が勝っていると思う。