2週連続大荒れ。
そして次も断トツ人気が予想されるナミュールにまたタケシが乗る。
すでにクリスチャン・デムーロで一度飛んだ経験のあるナミュール。
大丈夫か!?
こればっかりは分からないが、ワタクシは頭固定で買う所存。
前走で、武史は分かったはずだ。
ナミュールの邪魔さえしなければ、なんなら大外ぶん回しでもいい。1枠に入ったら、一回最後方まで下がってから外を回したって勝てる。
そう確信したはずだ。
そこさえ外さなければ大丈夫。
変なポケットにはまって慌てるようなジョッキーではないと信じる。
若隆景と横山武史を一押しとしてきた当欄の見立てに狂いはないことに自信を持っている。
それはいいとして、ここ2週の大荒れは何なんだ。
しかもスプリントGⅠでは勝っていないレシステンシアと違い、エフフォーリアは絶対王者だ。ダービーでごくわずかに差された以外はすべて完勝なのだから。コントレイルもクロノジェネシスも退けた近年まれにみる最強馬だ。
そしてワタクシなりの結論に至った。
顕著な違いはゴールシーン。
有馬記念は4コーナーで芝の塊がガンガン飛んではいたが、ゴールシーンではほとんど何も飛んでいない。
一方の大阪杯。4コーナーでエフフォーリアが芝塊を飛ばしていたのは同じだが、ゴールシーンはいかにもグチャグチャ。
さぞかし上りタイムを要したのだろうと思いきや、上位3頭の上りは有馬記念が36秒前後に対し、大阪杯は35秒台前半。
これがエフフォーリア凡走の真因だと思う。
大阪杯は特殊な馬場だった。良発表だが、かなり水を含んでいたと思われる。
何度も言っているが、エフフォーリアはパワー型。緩い馬場の影響を強く受けてしまう。
他馬なら滑らない程度の濡れ具合でも、エフフォーリアの一歩は力強すぎて水が浮いてきてしまう。そんなイメージだ。
それに対し、去年の大阪杯でも道悪が上手そうだということで本命にしたレイパパレは上手に走っていたし、馬場の悪かった小倉で快勝したアリーヴォも切れていた。さらにはポタジェも道悪が上手い脚裁きをしている。
アリーヴォが同位置にいたヒシイグアスを置き去りにしたあたりからも、馬場の緩さがうかがえる。
そう考えるとジャックドールは馬場の割りに飛ばしすぎたのが原因だし、ポタジェはともかく、レイパパレとアリーヴォなら、道悪要員で買えなくもない。
次。高松宮記念。
これはやっぱり馬場の割りに速かったのが要因ではある。
ナランフレグはここ数戦は凄みのある脚を使っていたし、ロータスランドはムキムキの馬体と道悪は鬼という条件から、差し優勢と見れば十分買える範囲だった。
先行有利と見た時点で負けていた。
ただ、キルロードだけは分からない。先行していたし、道悪が上手い感じもしない。なぜ上位に来たのかはナゾだ。
こんなわけで、まったくのオカルトではないことが分かった。(キルロード以外)
阪神は今週はこのまま晴れが続き、ここ2週の呪縛からは解放されるはず。
ならば、ナミュール頭固定で迷いはない。