へほは日記

無感動な大人を卒業して、感動屋なおじさんになります。

【物理学のお話】トンネルを抜けると絶縁体の向こう側であった

まず競馬のお話。

昨日のタイトルに「ゆりかもめ」を入れておきながら、触れもしなかった。

まぁ、ガチガチですよ、という予想だったので、披露しても仕方ないものだった。

 

さて今日は少し脱線して、粒子のトンネル効果について。

正直、正しく理解できていないような気がするが、かいつまんで。

 

昨今、ノートPCのストレージはハードディスクからSSDに置き換わっている。

このSSD量子力学を活用している。

SSDというより、フラッシュメモリと言った方がなじみがあるか。

 

要するに、パソコン周りにはそこいらじゅうに量子力学を応用した製品がある。

 

フラッシュメモリは電子のトンネル効果を利用している。

絶縁体で区切った領域があり、電圧をかけることで電子を出し入れする。絶縁体だから通常は電子は行き来できないが、電圧をかけることでトンネル効果の確率を高めて、一定の電子が絶縁体を通過することにより、領域内に電子がいるかいないかという状態を表現する。正確にいうと「いない」ということは無い気がする。少ないではないかな。

 

この「一定の電子」というあたりが量子力学っぽい。

 

このトンネル効果、実はフラッシュメモリSSDダイオード以外にも、身近なところに影響している。

それが「変異株」。

 

突然変異の原因はトンネル効果なのだという。

DNAをコピーする際、生物側は一字一句間違えずにコピーしようとするが、粒子が染み出してしまうことで、コピーは不完全になることがある。

 

これが突然変異であり、コロナヴィールスが変異株を排出する原因でもある。

がんが進化するのもこれが原因だ。

 

このあたりまでは分かったが、こうなるとワタクシの体を構成している粒子たちに不信感を抱いてしまう。

トンネル効果で、体の一部が別の物質に置き換わったりしないのか?

 

答えはノーだ。

 

量子力学の世界では信じがたいことが立て続けに起きているが、あくまで量子力学の世界の中だけの話であって、マクロ的にはこれまでの物理法則が成り立つ。