先週金曜日は途中で終わっていた。眠ってしまったのか、何だか分からない。金曜日は休肝日なので酔いつぶれたわけではないはず。。。
続きを書きたいが、おさらいが必要だ。
銀河鉄道999は恐らく光速に近い速度で走っている。
だから鉄郎の鼻はつぶれているし、メーテルは涙目なのだ。(違うと思う)
999車内で、前と後ろにテツとメテが立ち、真ん中に車掌と光源。
光源が目に入ったらじゃんけんする。ジャッジは車掌。
光は速度の合成則が成り立たない。あくまで光速で進む。
一方、光速に近い速度で走る999。車内の人も光速に近い速度で等速直線運動している。
ではテツが前、メテが後ろということにしよう。
テツは光源から光速に近い速度で遠ざかるので、光がなかなか届かない。
一方、メテは光速に近い速度で光源に近づくので、光速+光速に近い速度で光が到達する。
だから、メテが先にスラリと長い指を二本突き出す。
一方のテツは超後出しで短い指を目一杯広げる。
メテのスラリと長い指は、今度は車掌めがけて飛んで行くが、車掌も光速に近い速度で遠ざかるので、なかなか着かない。
一方、テツの短い指も車掌めがけて飛んで行くが、車掌も光速で近づくので、すぐに到達する。
結果的に、車掌から見ると同時にじゃんけんの動作をしたように見える。そしてテツの負けと判定する。
本人たちはどうか?
光(映像も含む)が前に飛んで行くときは、999もテツもメテも光速に近い速度で遠ざかるので時間がかかりそうだ。
だが、光速に近い速度で移動することにより、ローレンツ収縮しているので、実際には時間はかからない。逆に後ろに飛んで行く時がメチャ速い。
前にいるテツの映像がメテに届くのはかなり速いと思われる。
逆に後ろにいるメテの映像がテツに届くのは普通ではないだろうか。
普通なら問題ないはず。ではかなり速い場合はどうか。
いくら速くても、光源の光の方が先に到達しているので、おかしなことにはならない。
本人たちも問題ないと思っているはず。
でだ。
それを外から見ていた人にはどう見えるのか。
光源の光がすぐに到達する後ろの人がすぐにじゃんけんしたのに対し、前の人は遅れて見えるだろう。
「見える」というか、実際そうなのだ。
ここまで書いてみて、大栗先生の書いていることが当っていることを確認できた。
(あっているに決まっている)
テツ&メテにご協力いただきました。