今日はブラックホール。馬の名前じゃないぞ。
ブラックホールとは、質量が大きいが故に重力が強くなり、光すら脱出できないほど重力が強くなった星のことだ。
光が出て行かないので当然観測もされない。見た目にブラックなわけだ。
相対性理論によると、重力が強いと時間の進みが遅くなるように見える。
例えばブラックホールに向かって宇宙船を飛ばす。最初はすごいスピードで飛んで行くが、ブラックホールの重力の影響が出てくると動きが遅く見えるようになる。
飛んでいる側は変わらぬスピードで飛んでいるのだが、外(地球とか)から見ていると、時間の流れがどんどん遅くなり、結果として動きが遅くなったように見える。
そしてついにはブラックホールの手前でほぼ静止してしまう。
例えて言うなら、散歩が好きで家に帰りたくない犬状態かな。
分かりにくい?知るか!
「ブラックホールの手前」という表現を使ったが、これは不正確だ。
正確には光が脱出できない地点の手前。シュワルツシルト半径という。
だからその先に行ってしまうと見えなくなる。
なのでそこを「事象の地平線」というらしい。「味の向こう側」を連想したよ。
その先では、潮汐力が強く働き、縦に無限大に引き伸ばされ、横に無限大に圧縮される。
ムンクの叫びか。
ムンクの叫びは無限大じゃない。
ていうか、何で叫んでいるのか。
やっぱり無限大に引き伸ばされる直前なのでは。
数学では無限大という計算結果はありうるが、物理学ではないそうだ。
そりゃそうだ。
無限大に引き伸ばされるって、宇宙の果てから果てまでっていうことでしょ?しかも宇宙は広がり続けているし、加速しているってんだから。意味分かんね。
ワタクシは思うのだが、
事象の地平線の手前で止まっているように見えるんでしょ?
その向こうがどうなっているのかサッパリ分からないんでしょ?
ブラックホールは球体じゃなくて、卵の殻みたいになっているんじゃないの?
え?その内側はどうなっているかって?
知るか!
真空なんじゃない?重力源は殻の部分だから、中の物質も全部殻の部分に集まっちゃって。。。
知るか!
今年最後の言葉は「知るか!」でした。