2強が抜けているので、馬券的には、
・どっちが勝つの?
・3着は?
の2点だけという感じ。しかも3着候補にワタクシの天敵アリストテレスがいる。買うと来ない、買わないと来る。なんやねん!ってヤツ。
困った。
ただし、エフフォーリアという図りやすいモノサシがあるので、何とかなりそうだ。
まずその前に、シャフリヤールの状態を懸念する声がある。
菊花賞組は、その前走、不良馬場の神戸新聞杯の疲労を敗因に挙げている馬が何頭か。
シャフリヤールも疲労を引きずっているのでは?との懸念だ。
これが言いがかりだということは、ちょっと考えればわかる。
GⅠ未勝利馬は菊花賞を簡単に回避するわけにはいかない。古馬になって、GⅠの舞台に立てる保証はないからだ。
一方のシャフリヤールはダービーを勝っている。ジャパンカップは毎年あるのだから、本調子にないのであれば回避するだろう。ダービー馬がGⅠに出る以上、本調子に無いなんてことはないはず。
では安心して数字の分析から。
ダービーの上り3ハロン
レース上り
11.5-10.8-11.6
エフフォーリアの上り33.4
エフフォーリア(推定)11.0-10.8-11.6
シャフリヤールの上り33.4
レース上り
11.1-11.1-11.4
エフフォーリアの上り33.2
エフフォーリア(推定)10.9-10.9-11.4
コントレイルの上り33.0
上記のとおり、エフフォーリアの上り3ハロンのラップは近しい。
このラップに対してコントレイルとシャフリヤールはどういうラップだったのか。
シャフリヤール(推定) 11.5-10.8-11.1
コントレイル(推定) 10.7-10.9-11.5
シャフリヤールは直線向いてからもたついていたので、その間にエフフォーリアに離されてしまったもの。ラスト1ハロンの伸びは素晴らしかった。
コントレイルはエフフォーリアを大名マークしていたものの、逆転の雰囲気はなかった。
これらを自然に捉えると、シャフリヤールがスムーズに捌けさえすれば、ラスト1ハロンでひっくり返せると見る。そうすると、スムーズに捌けるかがカギになる。
ワタクシは捌けると読む。
◎シャフリヤール
〇コントレイル