バーモントカレーのCMやね。
え?知らない?さては40歳未満だな!
さて、湯川秀樹の話を再度。
前回は蓮舫ネタに終始してしまったが、その時に見失ったモノ、いまだ分からず。
ネットを軽く見た限り、こういうことだろうという感じであります。
湯川秀樹は電荷がプラスの陽子が集まって原子核を構成しているナゾ(陽子同士は反発せんのか?)に、中間子という力を伝える粒子で解決を試みた。多少の齟齬はあれど、だいたいあっていた。質量さえも予言して見せたのだから、スバラシイ!
当時は分かっていなかったが、陽子も中性子も中間子もクォークと反クォーク(性質はクォークと同じで電荷が逆)の組み合わせでできている。
でだ。
クォークをまとめているのは「強い力」と訳されるグルーオンによるもの。
では陽子と陽子を中間子が繋いでいる件はどういうこと?
というのが見失っている件。
ワタクシが調べた範囲での理解では、確かに陽子と陽子は中間子をやりとりして力を伝えている。相変わらず「そのへんから」エネルギーを借りて中間子を作り、ヤリトリ後返済して無かったことにする。でも力は伝わる。
(やっぱ、おかしくね?)
で、陽子も中間子もクォークの集合体。クォークはグルーオンによって結びついているが、その力が陽子や中間子の外側にも届いていて、それが陽子を結び付けている模様。
でもさ。。。それなら、陽子と陽子の間を直接陽子から漏れ出した「強い力」で結びつけた方が早くね? 中間子を借金してまで作る必要なくね?
・・・まぁ、量子力学は常にツッコミどころ満載だからね。むしろ中間子を使わない一見効率的なやり方は量子力学っぽくない。
さて次は、「強い力」のグルーオン。
クォーク同士はグルーオンのやりとり(当然借金してグルーオンを作って返すを繰り返す)により力を伝えるが、それだけでなくグルーオン同士もグルーオンのヤリトリをするらしい。
そしたらさ、そのグルーオン同士でやりとりされるグルーオンもグルーオンのやりとりするんだよね?
無限ループじゃん。明記無かったけど、無限ループだから力が強いのかなぁ。
でだ。この「強い力」は遠ざかるほど強くなる。
出た。感覚に合わない話。
でもそんなことないらしい。
クォークとクォークがゴム紐でつながっているような状態なんだと。
そうしたら確かに引っ張ると力が強くなるよね。ゴムパッチンみたいな感じ?
でもさ・・・粒子をやりとりして力を伝えているんだよね?ゴム紐じゃないんでしょ?
でたよ。量子力学あるある。もうたくさんだよ。。。
ということで、「強い力」が解明された。。。
めちゃめちゃモヤモヤするんですけどー。
次回は弱い力。