最近ワケあって、出社が多い。通勤時間がでら長いでね、電子書籍が進んで進んで仕方ない。(半分以上眠っているのだが)
今日はタイトルのとおり、大変な事実が判明したのだ。
ワタクシたちの体は膨大な数の原子が積みあがってできている。これはみなさん周知のことだろう。
その原子は真ん中に原子核があって、その周りを電子が回っている。このあたりも辛うじて覚えているだろう。
その原子核の周りを電子が飛んでいる姿を想像したことはあるだろうか。
具体的にはなくても、イメージ的には土星とその輪くらいの距離感を想像しないだろうか。
だって、いまワタクシがビールを注いだサーモスのグラス、カッチカチやぞ。原子核がビッチリ並んでいるはず。
ところが違うのだ。全然。
原子核が野球ボールだったら、電子は山手線くらい遠くを飛んでいる!
首都圏以外の人はすみませんね。
まぁ山手線は駅が30くらいかな、それを一周1時間で回る。そういう距離感だ。
要するに、
ほぼほぼスカスカ!
山手線の内側に、野球ボールが1個と、電子はもっと小さいけど、大きめに見て野球ボール2個にしとく?まぁいずれにしろ、それしか物質がなくて、あとは空間なんですよ。
それがいくら積みあがったって、スカスカはスカスカ。
ワタクシたちの体をたくさんの宇宙線が通過しているなんていう話もあったが、こんなにスカスカだったら、そりゃ通過するわな。原子核にぶつかる方が稀だよ。
・・・
これだけでも衝撃的なのだが、さらに頭がおかしくなりそうな話がある。
このスカスカな原子、どうやって積みあがっているかというと、電磁気力で結びついている。磁石が鉄に引っ付くのと同じ力。光子が関わっているそうだ。
具体的にどうやって力が伝達されているかというと、ある原子がそのへんからエネルギーを借りてきて光子を生成する。これは見えないのでバーチャル光子ともいう。それを放出する。そのバーチャル光子を別の原子が吸収することで力が伝わる。
ツッコミどころ満載なんですけどー!
そのへんから借りるって何?
実際に村山斉さんの幻冬舎新書「宇宙は何でできているのか」にも「そのへんからとしか言いようがない」と書かれている。
そのへんから借りてきちゃうから、エネルギー保存の法則が破れてしまう。
でも、気付かないくらい早く返せばいい、とワケの分からない話になる。
で、バーチャル光子を、、、バーチャルってなんやー!
・・・まぁいいや。バーチャル光子を生成して、別の原子が吸収すると力が伝わると。
それだけのことで、引力も斥力も働くわけ。しかもスカスカの原子を強力に結び付けて、サーモスのグラスのようにカッチカチにしてしまうのだから、半端なく強い力ですよ。だってビールはまったくこぼれないし、落としてもびくともしないからね。。。。
しかもバーチャルですよ。バーチャルちゅうから本当は無いのかと思うと、どうもそうではなく、実在はするらしい。
はぁ。。。(*´Д`)
で、量子力学でおなじみの不確定性関係が出てくる。
速く返せば多くのエネルギーが使える。時間がかかる場合はそれほどエネルギーを使えない。どっちみち「そのへんから」エネルギーを取り出すんだから、もう返さなくてもいいんじゃない?と思うんだけど、一応律儀に返すんだよね。しかもたくさん借りたら早く返さなきゃって、もう借金そのものじゃん。
時間が長ければ長いほど光子が飛んで行く距離が長くなる。つまり、近くでは強い力が働き、遠くになると力が弱まる。
・・・ようやく感覚的にまともな話になるわけです。
途中はハチャメチャだけど・・・。
時空が伸び縮みすると言い出したアインシュタインですら、量子力学にはついていけなかった模様。そういう意味不明なことを考えられる人って、凄いけどおかしいよね。。。