以前にも書いたが、最近、物理学の電子書籍を読んでいる。
ともに幻冬舎新書
宇宙は何でできているか 村山斉さん
重力とは何か 大栗博司さん
読み終わったので、もう一度読み返している。
見事なぐらいに新鮮なのだ!
まったく覚えていないともいう。。。
せっかくなので、書いて覚えようかと。
まず、ワタクシの頃、物質の一番小さい単位は原子で、陽子と電子でできていると学んだ。これが学びのレベルが低かったからなのか、当時はそこまでしか分かっていなかったのかは分からない。
今は違うのだ。そりゃそうだ、30年以上前の話だ。
陽子だけでなく中間子というものもあり、その両者もクォークでできている。今のところ、これが一番小さい素粒子だと思われているとのこと。大きく見ても10の-19乗。まったくイメージもつきません。
宇宙に見える、星たちもすべてこれらの原子からできている。
しかし、
星たちの合計は全宇宙の重さの0.5%だという。
あとは何なの???
まず、ニュートリノとかいうやつが0.5%ある。
ちっちゃ!足しても1%やん。
てゆうかニュートリノって何?うまいの?
ワタクシが小学生の頃、40年前やね。30円でボリュームがあって、当たり付き(しかもよく当たる)のアイスがあった。100円でだいたい4本食えるやつ。これがうまくてね。大好きだったよ。毎日食べてた。
・・・・脱線しました・・・・
ニュートリノって、ノーベル賞取った人にかかわっていたね。とりあえずそのくらいの理解でよし。
で、あとの99%はなんなの??
星になっていないガスなどが3.4%。
牛歩戦術か!
残り96%は何なの???
一気に来たね。。。
ダークっていうのは、スターウォーズに影響を受けたのではない。シスの暗黒卿ではない。ダークシディアスではない。(しつこいか)
単に、よく分からんやつらってこと。
ダークマターは太陽系が天の川銀河から遠心力で飛んで行かないために必要な重力があって、、、要するに公転している地球が遠心力で飛んで行かないのは、太陽が重くて重力が強いから。
同じように太陽系が飛んで行かないのも、天の川銀河が分かっている以上に重いはずだから。観測できていないけど、何かあるはず。しかも分かっているモノの6倍くらいあるはず。じゃないと、太陽系はバイバイキーン!って飛んで行ってしまう。
ということで、宇宙のほとんどのことが分かっていないちゅうことですよ!
それでもまだ3割に到達しない。
7割以上に達するダークエネルギーは、宇宙を加速度的に膨張させているのだと。
ビッグバンがあって、宇宙が膨らんでいるくらいの知識はある。しかしその膨張の勢いが増しているのだそう。
え???
救急車のサイレンが近づいてくるときと遠ざかっていくときに音が変わるドップラー効果。光でも同じことが起きる。可視光線の場合、色が変わるということやね。
それを用いて、宇宙が加速度的に広がっていることが確認されている。
バン!と膨らんだ宇宙は、イメージ通りだとだんだん勢いが落ちていくはず。
でもそうではなく、広がっても薄まらない不気味なエネルギーのせいで広がる勢いは増す一方なのだと。。。
まだまだ序盤だが、現実世界では理解不能な話がバンバン出てくる。こんなのは序の口だ。
次回はアインシュタイン登場!