日照権の話は何度か書いたが、
ベランダで菜園やガーデニングをしたい人にとって、ベランダが広いマンションは魅力的なはず。
ただし、広いベランダだと良いのかというと、そうではない。
ベランダが広いということは、上の階のベランダも広い。結果的に夏至あたりの日照は極端に少ない。もちろん東向きや西向きなら大丈夫だが、その分、日照時間は半分だ。
最初に我が家にやってきたのはミニバラ。いろいろあって、いま現在生き残っているのは1鉢。バラは日光が必要な植物。
それ以降、ベランダで育てた野菜はミニトマト、ブロッコリー、キュウリ、ホウレンソウ、枝豆、ジャガイモ、ミニスイカ、カリフラワー、ミニニンジン、ベビーリーフ、サツマイモ。みんな日光が好きな植物ばかり。ほうれん草が不織布べた掛けで育てるのが一般的なので、多少日光がなくても大丈夫なのかな?という程度。
冬はいい。ベランダどころか室内にも日差しが差し込み、暖房要らずだ。ベランダも日光がたっぷり差し込んでいる。
問題は夏なのだ。
夏場、野菜がわずかな日なたを占領するので、ミニバラは半日陰みたいな育ち方をしている。そんなわけで、いまひとつ元気がない。
長々と書いたが、半日陰でも育つ花を仲間入りさせたいなと調べた次第。
一番惹かれたのがこちら。
可憐やねぇ。
一方、対照的に見事な花を咲かせるのがこの2種。
家の中で花瓶に刺して楽しめそう。
クリスマスローズとシュウメイギクは半日陰で育てる植物、雪割草は夏場は日陰に避難させるべき植物。
おぉ、ちょうどええやん。
秋に植え付けできるのはクリスマスローズと雪割草。
アサガオの後にこの2種を植えようと思う。
アサガオは今年買ってきた種から成長したやつは全滅。猛暑の時に急激に弱った。さすがに35度とかはアサガオも想定していないだろう。
いま残っているアサガオは去年のこぼれ種で勝手に成長したやつ。だから、みんな同じ色の花なのだ。
やっぱたくましいやつが生き残るのね。