天気のことを書いたが、今年の有力馬は揃いも揃って重たい馬場得意、滑る馬場も問題なしというタイプが揃った。
クロノジェネシスを筆頭に、レイパパレ、カレンブーケドール、アリストテレス、モズベッロ、キセキ、ユニコーンライオン。
ここ最近のグランプリは重たい馬場を味方に、リスグラシューとクロノジェネシスの牝馬が席巻してきた。
今年もクロノジェネシス、レイパパレ、カレンブーケドールと牝馬優勢だ。
理由は分からない。レイパパレなんかを見ていると、手先の軽い走りをするので、滑ることなくすいすいと伸びてくる。牝馬にはそんなところがあるのか、顔に泥をかぶっても平気な馬が牝馬に多いのか。
そんな中、個人的にはアリストテレスに注目している。3,000m級が向いているとは思えない。菊花賞の強い競馬を見ていると、もっとやれていいはず、との思いはある。
馬場のバイアスにも注意を払いたい。
今日のマーメイドSのゴール後の映像を見ると、最内は泥が撥ねていない。外も撥ねていない。一部分だけ馬場が悪い。そこにいた馬は軒並み失速している。
仮に良馬場かでの開催となる場合、この点に注意が必要だ。
一方で、重馬場になると、あまり馬場のバイアスは気にしなくていいだろう。