今日もほとんど家から出ていないが、それでもすぐに気が付いた。
海外からの侵略者が紛れ込んでいるじゃないか!
こいつらだ↓
両者とも爆発的な繁殖力を持つ。しかもだいたい集団を形成している。これは他の植物が育ちにくい物質を放っているせいとも言われる。上のナガミヒナゲシは1本のように見えるが、周りに首を垂らし、毛の生えたつぼみが待機している。
つい、タンポポの綿毛をふーっ。なんてやっちゃうだろ。
騙されるな!
そうやって共犯者を増やしている。
ナガミヒナゲシは、一房に種が千から二千あると言われる。七味に入っている芥子よりはるかに小さい種をばらまいてあっというまに増える。
ちなみに、なぜセイヨウタンポポだと見破ったのか。
証拠はこれだ。
冒頭の写真の右下をズームアップした。右の個体が分かりやすい。
花の下に斜め下に向かってガクが広がっている。これがセイヨウタンポポである証拠だ。
騙されないぞ。甘く見るな!
日本のタンポポはこのガクが広がっていない。まぁ空き地に生えている時点でだいたいセイヨウタンポポだ。みんなタンポポ面してすましているが、侵略者だ。
気を付けろ!(続)